ジョギングをやる際の注意点

自身の体調を優先する

ジョギングは屋外の新鮮な空気を吸い、体を動かすことで気分転換になります。適度な刺激が心地良い他、特別な道具や技能も不要なことから誰にでもできる効果的なストレス解消法と言えるでしょう。しかし、ジョギングは手軽にできる一方で運動量が大きいのも事実です。軽く楽しめるイメージがありますが、意外と疲れやすいことからやり過ぎには注意しなければいけません。特に足や腰に痛みを感じる場合は決して無理をせず、休むことも重要になります。習慣になっているからと痛みを我慢して行うと後になってから重大な体調不良に陥るおそれがあります。あくまでもストレスを解消するための方法と割り切り、体を労わることが最優先であることを忘れてはいけません。

体温の変化に対応できる工夫が不可欠

ジョギングに関するトラブルで多いのが熱中症です。体温が急激に上昇すると気温が低くても意識が薄れ、危険な状態に陥ってしまいます。長時間のジョギングは体温の上昇をもたらすので、適度に休むことを心がけます。発汗を促そうと厚着になるのも避けなければいけません。短時間に大量の汗をかくと血液の流れが悪くなり、関節や筋肉に強い痛みが生じるおそれがあります。心臓への負担も大きくなるので無理をせず、水分補給をこまめに行うことも大切です。自分では平気と思っても体への負担は気づかないうちに大きくなります。体調が悪くなると回復するのに長い時間を要するので、良好な状態を保つように注意します。適度に体を冷やし、熱を逃がす工夫が必須です。